注文住宅を検討されている方の中には、見積もりをしたけれどよくわからないという方もいるのではないでしょうか。注文住宅を建てた方の中には、正直失敗したと感じる方もいるのが事実です。本記事では、注文住宅の見積もりの注意点や押さえておきたいポイントを解説しますのでぜひ、参考にしてください。
CONTENTS
注文住宅の見積もりを見る前のポイント
注文住宅を建てるべき迷っている、もしくは建てようと考えている方は見積もりをおこなう前におこなうべきことがあります。見積もりをおこなう前にやることで、自分だけの満足がいく注文住宅を建てられるでしょう。注文住宅の見積もりを見る前のポイントについて解説しますのでぜひ、参考にしてください。
事前に家づくりについて勉強する
家づくりを検討されている方は、見積もりをおこなうまえに家づくりについて勉強することをおすすめします。これは、家づくりのことを知らなければ大きな損をする可能性があるためです。大きな損をしないためにも、インターネットを使って家づくりの知識を得ると良いでしょう。
また、住宅会社へ足を運んでスタッフに家づくりについてお話を聞くのも良いでしょう。まずは、家について勉強して、どのような家にしたいか具体的に考えておくと良いでしょう。
見積もりで入れてほしい項目を伝える
見積もりをおこなう際、住宅営業マンの中には多くの契約を取らなければならないと考える方もいるでしょう。また、契約を多く取るために見積もり価格を安く提示する営業マンもいます。家づくりについてわからない方は、安い見積金額だけ見て契約を結んでしまうケースが多くあります。
あとで自分が入れてほしい項目が入っていなかった、というような後悔をしないためにも、見積もりの段階で、自分が入れてほしい項目は伝えておきましょう。例えば、キッチンのメーカーや食洗器のメーカーにこだわりがある方はその旨を伝えておくと見積もりをした後に金額が倍増するということはありません。
注文住宅の見積もりをもらうときの注意点
注文住宅の見積もりには、さまざまな項目があり見たことのない項目もあるでしょう。ここを、知ったかぶりしてしまうとあとで大きく後悔してしまいます。注文住宅の見積もりをもらうときの注意点について紹介しますのでぜひ、参考にしてください。
どこまで見積もりに入っているのか確認する
注文会社によって、見積もりに含まれたり含まれなかったりする項目が何点かあります。例えば、エアコン・カーテン・照明・地盤改良・外構工事は見積もりに含めていない注文会社もあり注意が必要です。
悪徳業者であれば、こうした項目を見積もりの段階で入れず、契約後に金額が大幅に跳ね上がる危険性があります。見積もりの際には、こうした項目がどの範囲まで含まれているのか必ず確認しましょう。
他社からの見積もりをもらう
見積もりをもらってもどの項目が入っているのか、正直わからないという方もいるでしょう。そういう方は、他社から見積もりをもらって見比べるのがおすすめです。合い見積もりをすることで、どの項目が含まれているのかが一目瞭然です。
ただ、合い見積もりには何度も打ち合わせをする必要があり、時間や労力が必要となるため時間に余裕がある場合はおこなうと良いでしょう。
住宅に掛かる費用はすべて入れてもらう
見積もりをもらう際、住宅に掛かる費用はすべて入れてもらうようにしましょう。すべて入れてもらうようにすれば、含まれていない項目はありません。
ただ、見積もりをもらった後には、必ずこれ以上の費用が掛からないか念押しをしておくのも大切です。お願いするときには、注文住宅に関することは、すべてわかりませんという旨を伝えておくと、しっかりした営業マンであれば対応してくれるでしょう。
注文住宅の見積もりにおけるチェックポイント
見積もりをもらうと、まず金額をチェックしてしまいますが安いとつい契約を結びたくなるでしょう。これでは、自分が入れてほしい項目が入っているか見逃してしまう可能性があります。注文住宅の見積もりにおけるチェックポイントについて解説しますのでぜひ、参考にしてください。
自分が希望する設備関係が入っているか
見積もりの段階で、自分が希望する設備関係が入っているかどうか必ず確認しましょう。合い見積もりをおこなって、他社より安い場合希望する設備が入っていない場合もあります。あとで、後悔しないよう必ず設備関係の項目が入っているか見る必要があります。
付帯工事費用を確認する
足場を組む費用・外構・カーテン工事など住宅以外に掛かる費用は、意外に金額が掛かります。住宅に詳しくないと、こうした項目になじみがなく見積もりの段階でわからずあとで見積もりより費用が高額になるケースが見られます。
諸費用
諸費用とは、登記費用・火災保険料・税金など建物や工事費以外に掛かってくる費用を指します。一般的に諸費用は、住宅費の7~8%と言われています。見積もりに含まれているかどうか、必ず確認しましょう。
まとめ
注文住宅の見積もりをする前には、家づくりについての勉強をし、自分の希望や必要な項目を明確にしておくことが重要です。営業マンとの打ち合わせの際には、見積もりに含めてほしい項目を伝えましょう。見積もりをもらう際には、他社の見積もりと比較することや、見積もりに含まれている項目を確認することが大切です。本記事では、注文住宅の見積もりの注意点とは?押さえておきたいポイントを解説しました。
01 | 耐震性能:耐震等級3(許容応力度計算) |
02 | 断熱性能:HEAT20 G2グレード以上 |
03 | 気密性能:C値 約0.6㎠/㎡以下 |
04 | 奈良県の優良工務店として建築知識ビルダーズ48号に掲載 |